数年前に母を病気で亡くした少女は森で国を守護する龍と出会う。ファリロードの守護龍・ヴェイツェと少女は国が戦争しようとも特に関係なく過ごしていたある日、王命により使わされた騎士団が森にやってくる。 「この国を助けていただきたい」 強欲で愚かな人間に貸す力はない、と突っぱねた守護龍を討伐しようとする騎士団に、龍をかばって殺された少女。 ――――龍の慟哭の咆哮を持ってして、国は滅び残されたのは静寂だけだった。 これは少女と守護龍の、哀れな末路を辿った物語。
更新:2017/3/11
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メイレンリードの森の魔女である彼女はその身に呪いを受けていた。 いくら生を終えて転生しても彼女はそれまでの記憶と想いを引き継いで転生してしまう。 受けた呪いは『運命を縛り付ける呪い』と『永遠に結ばれない呪い』。 添い遂げるはずの彼を奪われ、転生したとしてもその運命を壊されねじ曲げられ添い遂げることは叶わない彼女はいつも雪の中で胸に短剣を突き刺して。 彼への想いを断ち切りたくて死んでいくのに。それは全く叶わない。叶うことなく転生した今世、彼女はまた死を迎える。 今まで思い出せなかった過去ともに、最後の奇跡と共に。 「あなたに、来世で、逢えるかしら……?」 これは、死にゆく魔女の哀しき物語。 ※カクヨムでも公開。
更新:2017/2/9
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